日本の経済成長に伴う陸上輸送の発展と車社会の到来を予見した創業者・宇佐美史郎が、愛知県津島市に石油販売店を開業したのは昭和25年のことでした。その後、昭和36年に愛知県の国道1号線沿いに、長距離トラックをターゲットとした日本初のトラックステーションをオープンすると、国内の主要幹線道路に順次開設。北海道から九州までを結ぶ宇佐美ネットワークを構築してきました。つねに「お客様のために」を考え、具現化してきた当社の歴史は、業界の常識を覆してきた歴史でもあり、「何ともならん事をなんとかする、やりとげる」の創業精神で、業界NO.1の規模へと成長を遂げています。
これからの時代、トラックを含む自動車用エネルギーの多様化から、お客様のニーズや、当社を取り巻く環境は大きく変化していくと予想されます。当社はそうした時代の流れを先取りし、すでに環境エネルギー事業に着手するなど柔軟に対応しています。また、全国に広がるサービスステーション(SS)とグループ企業に秘められたポテンシャルを活かして、『総合エネルギープロバイダー』としての位置づけを確立するとともに、車社会に必要なすべてのサービスを提供するために、創業精神を忘れずチャレンジを続けていきます。
当社は『総合エネルギープロバイダ』を目指す宇佐美グループにおいて、『産業用燃料油』・『工業・車両用潤滑油』・『石油化学製品』の国内販売ならびに、サービスステーション14店舗の運営を担っています。
石油製品を中心とするエネルギーを取り巻く環境は、省エネ化への対応、環境意識の変化、甚大化する自然災害など、日々刻々と変化しておりますが、我々はこれまでに培った豊富な経験と実績ならびに、宇佐美グループ企業との連携をもって市場の変化に柔軟に対応し、お客様への充実したサービスの提供と安定的な石油製品の供給に努め、広く社会に貢献してまいります。